質問の二大機能
みなさんは、どんな時に質問しますか?
通常は、自分がわからないときに、質問しますね。
例えば、あなたはペットを飼っていますか?・・・のように。
この人は、ペットを飼っているのだろうか、と疑問に
思えばこのような質問が自然に発せられるわけです。
これは、質問の一つの機能です。
では、もう一つの機能とはなんでしょうか。
みなさん、次の問いに答えてください。
『あなたが、今の仕事で年収を20パーセント増やすためには、どんな能力が必要ですか?
その能力を見つけるには、どのような努力が必要ですか?』
この質問に対してあなたは、上のペットの質問のように、すぐに答えられましたか?
多分、少し考えましたよね。
人によっては数分考えて、やっと答えが出たか、まだでないか・・・
普段考えないような質問ですよね?
だから、きっと考えたはずです。
本気で考えたら、ある時、気づきがあるかもしれません。
『あ、自分に足りない能力はこれだ・・・』 と。
そう、もう一つの機能とは、気づきを与える機能です。
これがとてつもなく時にパワーを発揮するのです。
時に相手に、時に自分に。
ただし、これを巧みに使いこなせるようになるためには、
相当の技術が必要です。
練習をして獲得すれば、自分や他者の気づきに貢献できるはずです。
ぜひ、気づきを意識しながら質問技術を磨いてみてください。
- 2015/06/26
- 社長コラム
- 投稿者:葛西 伸一