強いチームになる為に
仕事はチームでやるもの。
これは、世の多くのビジネスマンは、頭では分かって
います。
でも実際には一人で取り組む仕事も多いし、サッカー
や野球のようにチームで、となるとなかなか実感が
湧きません。
過去に大企業のグループ会社で、課長として7人、
部長として22人の部下を持ちましたが、リーダーで
ある私の未熟さゆえに、一丸にすることは全くできま
せんでした。
その後、ベンチャー企業に中途入社し、すぐに配属された部署は、
ドラマのようにバラバラで険悪でしたが、これまたドラマのように1年後に
チームとして一丸になることができました。
両方を体験できたことで、チームで仕事をすることをようやく学べた気がします。
それだけチームで仕事をするということは容易ではないのです。
サッカーならば、自分のプレーに集中するほど周りが見えなくなります。
周りばかりみていると、自分のプレーができなくなります。
「自分のプレーに集中し、腕を磨きながらも、能動的に他者の行動と気持ち
を常に推察しながら、能動的に仲間をサポートする」
これは、すごく難しいことです。しかし、これができるチームが勝てる最低条件なのです。
真の論理:優秀するチームは、必ずチーム一丸となっている
逆の論理:チーム一丸となったからといって、必ず優勝できるとは限らない
対偶:しかし、チーム一丸とならなければ、優勝することはできない
ぜひ1年の終わりに振り返ってみてください。
チームの仲間からサポートしてもらったことを。
そして、どうすればもっと強いチームになれるのかを。
- 2015/12/11
- 社長コラム
- 投稿者:葛西 伸一