職場において、なぜ信頼関係が大事なのか?
考えてみてください。
ある日、あなたは上司からある仕事の
分析から判断までを頼まれました。
人によっては、それを上司の「丸投げ」
というかもしれません。
しかし、ある人はそれを「権限移譲」
というかもしれません。
では、その境目は一体何なのでしょうか?
それは、部下がその上司を信頼しているか
どうかにかかっているといえるでしょう。
境目のポイントは、
・仕事を頼む人の人間性
・頼み方(言い方、ニュアンス、表情、背景説明)
です。
上司が、普段から真摯に仕事に取組み、
自己研鑽し、成果を出している人であり
尚且つ
背景を説明した上で、思いやりを感じるような
頼み方であれば、あなたは権限移譲と解釈するでしょう。
一方、普段からの振る舞いに信頼がおけない
上司で、頼み方も、書類を「ドサッ」とおいて
「○○さん、これ、任せるからよろしく~」
などと頼まれたら、あなたは間違いなく
「丸投げ」と思うでしょう。
仮に前者と後者がまったく同じ内容の仕事の
依頼であったとしてもです。
こうなると、一事が万事です。
あらゆる事が上司と部下の信頼関係に基づき、
うまくいくかどうかの明暗が分かれるでしょう。
日頃から、上司・部下との信頼関係の構築は仕事の
生産性を向上する上でなくてはならないものなのです。
- 2016/06/14
- 社長コラム
- 投稿者:葛西 伸一