働き方改革③ 幸福を感じながら仕事をする
人間は幸福を感じながら仕事をすると
生産性が12パーセント上がる
実際にイギリスのチームの研究により、
幸せな気持ちで物事に取り組んだ人の生産性が
アップするということが判明しているそうです。
これまで2回、「働き方改革」のテーマで
コラムを書いてきましたが今日は
幸福度と生産性の関係
について考えてみたいと思います。
研究データに関わらず、感覚としても、
朝からやる気に満ちた人と憂鬱な人を比べたら
前者の方が仕事をパキパキ進めていそうな
感じはしますよね。
私も以前からこのような仮説が成り立つのでは
ないかと考えていました。
特にホワイトカラーの仕事は
思考力
創造力
対話力
が求められることから、一定以上の緊張感が
必要なときは多々あるものの、原則として、
幸福感を持つことで、これらの力が向上する、と。
幸福な気持ちで仕事を行っていると、
時間の使い方が効率的になり、
仕事の質を下げることなく生産スピードを
向上させることができることは実証されています。
しかし、いまだに多くの経営者や管理職は、
ホワイトカラーの部下に常に緊張感を持たせ、
厳しく管理することで生産性が上がると
思い込んでいる(主に男性)ことが多いです。
時に厳しさは大事ですが、楽しく仕事に
取り組めるかは儲かりの秘訣です。
私どものマネジメント研修でもこういった要素を
取り入れて生産性があがる組織づくりのお手伝いを
していきたいと考えています。
- 2017/08/03
- 社長コラム
- 投稿者:葛西 伸一