2011年比 15%も成長している研修市場
日経平均がバブル以来最高値を更新
確実に企業が儲かりはじめていますね。
金融緩和、円安、企業収益構造の改善、
働き方改革による人件費の削減
世界的ネガティブニュースのなさなど、
要因はいろいろありますが、しばらくは
景気の良い状態はつづきそうですね。
私は1992年に大学を卒業し、バブルが
はじけた後に社会人になったため、
本気の好景気を体験したことがなく、これから到来する?
本気の好景気は楽しみにしています。
2020年までは続くと期待したいですね。
さて、研修業界も景気は上昇基調だと私は考えています。
矢野経済研究所調査によると、研修サービス市場は
2011年比で2018年は15%程度向上する見込みですが、
2020年くらいまでは、さらに拡大すると期待しています。
企業の業績は向上し、儲かるためにお金が増えますが、
・現代経営者は私と同じ年齢以上のバブル崩壊経験者のため慎重
・賃金に儲けを回すには勇気が必要(景気が悪くなったときが怖い)
・同様に人を増やすのにも勇気が必要
・仮に人を増やそうとしても、人手不足で良い人を取れない
したがって、あまったお金は、
⇒広告費や研修のような一時費用に投資する
ことが考えられるからです。
しかし、逆にいえば、景気が悪くなれば、すぐに削れる項目ともいえます。
いずれにしても「儲かっているときこそ研修!」は
(働く人たちは忙しいけど)賛成です。
そのときに、研修によって、意欲と能力を向上し、
強い企業を作るチャンスだと私は考えます。
企業経営のみなさん、来るべき2020年以降の厳しい時代を見据えて、
今のうちに「強い人材」「強い企業文化」を醸成しておきましょう!
- 2017/11/08
- 社長コラム
- 投稿者:葛西 伸一