戦隊ヒーローのスタンダード=現代のリーダーシップ像?
テレビでヒーロー戦隊シリーズはご覧になっていましたか?
ウルトラマンや仮面ライダー・・・
様々なヒーローたちが活躍しています。
先日、4歳の息子を連れて、
初めて「ヒーローショー」を見に行ってきました。
出演者のアクションや舞台設備など、とてもクオリティが高く、
大人でも思った以上に楽しむことができました。
そんなヒーローショーを見ていて思ったことが、
“最近のリーダー役のキャラクターが昔とは変わったなあ” ということです。
私が子供の頃(今から30年ほど前)に見ていたのは、
“俺が一番強い!”
“ついてこい!”
みたいなタイプがリーダーだった気がするのですが、
現代のヒーローショーのリーダーは、
どちらかというとのび太君のような頼りないタイプ。
でも気持ちだけは一番ピュアで熱い想いを持っていて、
その気持ちに惹かれて集まった仲間たちと支えあいながら
力を合わせて戦う・・・というようなキャラクターでした。
子どもが見ている他のアニメなども気にして見ていると、
同じような傾向がみられます。
そこで思ったのが、
弊社のリーダーシップ研修などでも取り上げている
2つのリーダーシップ
「支配型リーダーシップ」と「支援型リーダーシップ」です。
支配型リーダーシップは、
その名の通り「指示命令・手本・教示」
などを用いてリーダーシップを発揮します。
経済成長期・単一性の時代には有効な手法でした。
対する支援型リーダーシップでは
メンバー一人ひとりに寄り添って支援し、ともに成長を目指します。
こちらは不確実性の高い多様性の時代に有効な手法といわれます。
現在はまさに不確実性の高い、多様性の時代。
現代のヒーローは、やはり時代を反映して
「支援型」になるのかなあと、そんなことを思いました。
ちなみにもう1つ気づいたことが、「完全な悪役がいない」ということ。
どのアニメも、元仲間が悪役になってしまったり、悪役が仲間になったり、
悪役の事情を描いたり・・・
「完全に悪」というキャラクターがあまり出てきません。
こちらもやはり不確実性の高い、多様性の時代を反映しているのでしょうか。
昔の“支配型”リーダーシップで育った私たち世代は、
これからの時代に必須になる“支援型”リーダーシップを
積極的に自ら学ぶ必要性を感じました。
弊社でもリーダーシップ研修はもちろん、
マネジメント研修、メンター研修など、関連する様々な研修をご用意しております。
ご興味ある方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ!
- 2021/10/07
- スタッフブログ
- 投稿者:アソシエイツ室 鈴木