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新年おめでとうございます

新年おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

旧年中は大変お世話になり、弊社スタッフ一同を
代表し、深く御礼申し上げます。

また、おかげ様をもちまして今年4月には
創業15周年という節目の年を迎えることと
なります。これまで支えてくださりました
関係者の皆様方には、心より御礼を申し上げます。

今日まで本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて2022年は弊社にとって、15年目の節目ではありますが、企業研修市場にとっても、大きな節目の年になると予想しております。

2022年は企業研修の潮流が変わる年

今年は、企業研修市場の潮流が変わる年になると予想しています。
“変化”という意味では、2020年の春以降にコロナ禍で一気に進んだオンライン化よりも、大きな転換期かもしれません。

昨年秋以降、お客様・お取引様との会話から以下のような情報が読み取れます。

【2020年春~2021年末までの大きな流れ】

・直近の研修市場を振り返ると、2020年は「オンライン研修手探りフェーズ」
・各企業はテレワーク用の設備拡充にリソースをかけた
・2020年度後半からオンライン研修の効果への疑念が晴れ、一定の効果を確認できた
・2020-2021年の2年間でオンライン研修の効果だけでなく、効率の高さをベネフィットと捉える企業が増えてきた

【効果と効率のバランスからオンライン実施が優勢】

・2021年になり、受講者もオンライン研修の“効率”と“楽”を体感したことで、オンライン継続の声がアンケートに多く上がってきた
・研修担当者も、集合研修に比べてオンラインでの実施の方が準備や後片付けの手間、交通費精算指示などを考えると効率が高いと判断
・実務でオンラインによる打ち合わせの習慣が主流になってきた業界が多い
・遠方から受講者を招集する研修については、オンライン実施での効率が圧倒的に優位になっている
・大手企業やテレワークが進んでいるITや通信企業では、オンラインが引き続き主流となる
・銀行などの対面サービス系業務の多い業界では、一部集合研修に戻る流れもがあるが、全面的に戻す動きは少ない
・地方自治体においても、県庁所在地に集まる工数と時間を考えると、2021年後半から積極的にオンラインに切り替えている状況
・この2年でテレワーク設備などの環境が整ってきた為、設備を積極的に使用する動きがある
・集合での実施の場合の感染症リスクもまだ残っている

 

以上のことから、2022年以降も長期にわたり、
オンラン研修が主流になると思われます。

更に今後は以下のような時代に突入すると思われます。

【複数の研修受講スタイルを選択する時代へ】

・昨今の現場での働き方改革による残業削減。人員削減による従業員の多忙化により、研修時間に割く時間の確保が難しくなっている状況
・オンライン研修の受講時間7~8時間は長いという受講生の声が多くなってきているため、カリキュラムの短縮化や工夫が求められてくる
・今後はオンライン研修と集合研修の2択が基本となってくる
・学びの中の“インプット部分”は動画で事前・個別に学び、集合実施での時間は仲間との討議に集約し、「動画学習」「集合討議」のハイブリッド型を求める時代になる可能性がある
・今の若手受講者はYoutube世代であり、動画視聴での学習には抵抗感がない
→eラーニングと組み合わせた研修や、半日あるいは5-6時間程度のオンライン研修が増加してくる見込み

以上のことから、今後は研修スタイルを幅広く提供できる研修会社が市場での競争力を増してくると思われます。

 

つまり、「集合研修・オンライン研修・eラーニング」ハイブリッド研修時代の
到来と考えております。

弊社においても、eラーニングのプラットフォームを用意し、
今年の5月頃を目途に、すべての準備を整えたいと準備を進めてまいります。

本年も皆様にとって、健やかで幸せな1年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

代表取締役 葛西 伸一

  • 2022/01/01
  • 社長コラム
  • 投稿者:葛西 伸一