建設業のプレゼンテーション無料体験講座を開催しました
去る3月3日に、建設業のプレゼンテーション体験講座を実施しました。
今回はオンラインでの開催ということもあり、
全国から多くの皆さまにご参加を頂きました!
プレゼンテーション技術はどの業界でも必要ですが、
特に建設業界では、設計から竣工まで
数多くのプロセスがあり、
それぞれが高度な専門知識を必要とすることから、
端的にその価値を説明する力が求められます。
「まだ実現(完成)していない価値を売る」という
独特のプレゼン力が求められる建設業界の方へ向けて
体験講座を行いました。
1時間半という短い時間の中でしたが、
下記のテーマ・切り口でプレゼンテーションのエッセンスを
お伝えいたしました。
【準備ステージ:4P分析(聴き手と実演環境の分析)】
4つの切り口で問題解決の全体像を捉え、プレゼンテーションが担う役割を明確化
◆People:聴き手の役職、立場、役割、権限、責任
◆Purpose:聴き手の目的、狙い、関心、興味、期待
◆Personality:聴き手の性格、個性、物事に対する見方・感じ方・捉え方の特徴
◆Place:実演場所、環境、設備、資料形式、対面かオンラインか
【実演ステージ:3つのポイント SMD】
準備ステージでの4P分析に沿って、SMD(下記)を最適化し、プレゼンテーションを構成
◆ Story
目的に合わせた論点の絞り込み
事実や証拠に基づく、筋道だった、わかりやすいストーリー構成
聴き手を惹きつけ、インパクトを与え、もっと聴きたいと思わせるキーフレーズや問いかけ
◆ Material
わかりやすく印象深い構成(文字サイズ、フォント、配色、グラフィック配置)
◆ Delivery
双方向対話の場を創り出す3つの心理的アプローチ(ジェスチャ、アイコンタクト、姿勢)
特に表情と上半身を使ったジェスチャの使い方
対面での視線の配り方、オンラインでのカメラ目線
話すスピード、抑揚、間の取り方
オンラインプレゼンテーションの留意点
フレーミング、カメラ位置、カメラ目線、画面の明るさ
オンラインと対面で異なる、ストーリーとデリバリーの比重の置き方
チャットなどで双方向のやり取りも交えながら、
皆様最後まで集中力高くご受講いただきました。
受講後にはこんなお声も頂いています。
・プレゼンテーションに対する意識が変わりました.
今回短い時間ではありましたが,非常に有意義な情報が得られました.
・この講座自体がSMDの流れで説明頂いたように思いました。
後半の具体的な内容は仕事にも活かしたいと思いました。ありがとうございました。
また、受講後のアンケートでは、
全体の87.2%の方が
期待に添う・期待を超える内容だった
93.5%の方が
実務に役立つ・とても役立つ内容だった
とご回答くださいました。
ご参加、ご回答くださった皆様、
ありがとうございました。
今回は建設業界の様々な部署の方がご参加くださり、
大変ご好評を頂きましたが、
弊社のプレゼンテーション研修は業界、部門を問わず
どの場面でも効果的なプレゼンテーション技術をお伝えしております。
ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
- 2022/03/17
- スタッフブログ
- 投稿者:アソシエイツ室 鈴木