「光る君へ」を夢中で観ています
こんにちは。
スタッフの谷です。
毎週日曜日にNHKの
大河ドラマ「光る君へ」を夢中で観ています。
皆さんはご覧になっていますか?
大河ドラマと言えば、戦国の動乱の時代を
背景にした人間模様を描く作品が多い中で
今回は平安時代。私は思いっきりハマっています。
特に当時の女性の立場など、とても興味深いです。
高畑充希さん演じる中宮の藤原定子の雅びで、
はかない感じもいいのですが、なんといっても
やはり吉高由里子さん演じる主人公・紫式部がいいですね。
またファーストサマーウイカさん演じる清少納言も素敵です。
清少納言は中宮の定子の女房、紫式部は、この後、道長の娘の彰子の女房になります。
さて「女房」って何なんでしょう・・・当時の働く女性です。
皇族や貴族に仕える侍女が女房です。
彼女たちは、頭の回転が早く、色々な人に出会い、非常に刺激的で楽しい日々を
送っていたように見えますが、当時の世間からは
「はしたない女性」
という立場で見られていたようですね。
身分の高い貴族の女性は働かないですし、結婚相手の男性と一度も会わずに結婚し、
夫ぐらいしか他人の男と会う機会がないのですがそれが当時の理想の女性像だったようです。
そのような時代だから、女房として仕えると不特定多数の男性に顔を見られる、というのが
白い目で見られて、嫁にいけなかったようです。
ずっと家の中にいる貴族のお姫様と比べると自由で生き生きしているように見えるのに・・・
窮屈な時代だなぁと今の時代にいると感じますね。
時代が1,000年以上経って、現在・・・自由恋愛だし、女性が男性と肩を並べて働いてます。
大きく時代が変わりました。まぁ、1,000年も経っているのですから、
そりゃ当たり前と言えば当たり前です。
でも本当に変わったのですかね。
男女の性による不平等は2021年の日本の総合スコアは0.656、順位は156か国中120位
(前回は153か国中121位)だそうです。
先進国の中で最低レベル、アジア諸国の中で韓国や中国、ASEAN諸国より低い結果だそうです。
目にも美しいドラマ「光る君へ」の女房たちが、今の日本の女性を見てどう思うのかな?
「令和の時代に生きたらもっと人生楽しかったのに!」
と思うのかな?それとも・・・
ほとんど純粋にドラマを楽しんでいますが、当時の女性の生き方も考えながら
今週も「光る君へ」を堪能したいと思います。
- 2024/05/20
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- 投稿者:管理部 谷