私の働き方改革 ~時短勤務が教えてくれたタイムマネジメント~
こんにちは! スタッフの荒井です。
今回は時短勤務の一社員として、日々働きながら感じていることを
シェアしたいと思います。
まず自身のキャリアについて振り返ると…
新卒で入社した企業で、最初は営業部門の一般職として働いていました。
結婚後、管理部門に異動しましたが、妊娠と夫の海外転勤のために退職することになりました。
当時は期間もはっきりわからない夫の転勤に帯同するための休職制度もなく、
休職するという発想すらありませんでした。
第一子を出産後、夫の駐在先に帯同して子育てに専念する日々が続きました。
そして、2年後に現地で第二子を出産し、約5年弱の海外生活を経て日本に帰ってきました。
女性の働き方の変化にびっくり
私が退職した頃と比べると、女性の職場環境は本当に大きく変わっているなと感じます。
産休・育休制度はほとんどの企業で当たり前に整っており、出産や育児による退職は
減ってきています。さらに、夫の海外赴任に帯同するために退職するという選択肢も
だいぶ少なくなってきていて、これには驚きました。
今の時代は夫の転勤時に休職し、帰任後に復職するという選択肢や、女性側が退職せずに
夫が単身赴任するという選択肢もあり、女性の働き方も多様性に富んでいると感じます。
社会との隔たりと焦り
さて、話は戻りますが、当時、海外生活を送る中で、大学時代の友人や会社の同期が
出産後に育休を取りながら正社員として働き続ける姿を目の当たりにして、すごいなぁと
尊敬の念を抱くと同時に、自分が社会からどんどん切り離されていく感覚になり、焦りを感じていました。
だからと言って、自分が育児をしながらフルタイムで働くなんて全く想像できませんでした。
帰国後も保育園の待機児童問題があって、しばらくは育児に専念することに。
子供たちが幼稚園に入園した後、短時間のパートを始めて、少しずつ勤務日数や時間を
増やしていきました。そして、子供の手が離れてきたことをきっかけに、
本格的に働くことを決意しました。
キャリア再構築の挑戦
現在は、メンタークラフトに入社してアシスタントとして時短勤務をしています。
パートでの勤務期間があったとはいえ、本格的に担当をもって一連業務を行うのは十数年ぶり。
新しいことを学ぶのは楽しいけれど、徐々に任される仕事が増えてくるとタイムマネジメントの
難しさに直面しました。
残業が増え、常にやることに追われていっぱいいっぱいの毎日。
どうにかそれを変えたくても仕事の整理も追いつかず、負のスパイラル…。
自分なりにToDoリストを作って業務を進めているものの、優先順位付けや業務にかかる
時間の見積もりが甘く、いろいろと問題点が出てきました。かつてフルタイムで
働いていた頃にはあまり感じなかったタイムマネジメントの重要性を強く感じるようになりました。
タイムマネジメントの工夫と課題
時短勤務だからこそ、タイムマネジメントの工夫が必要だと日々感じています。
まだまだ鋭意努力中ではありますが、私が定時で退社するために工夫していることを
いくつかご紹介します。
♦優先順位の明確化
その日のToDoを書き出した後、必ず今日中に完了させるべきものをピックアップします。
♦割り込み案件の対応
途中の割り込み案件が入ってきてもすぐに取り掛からず、ここはぐっと我慢しています。
もちろん急ぎの対応が必要なものは取り掛かりますが、割り込み案件に
都度反応していると集中力が途切れてしまい、本来やるべきことが中途半端になって
ミスにつながるので、今のタスクを完結させることに集中するようにしています。
♦今日やるべきことと明日に回せることの区別
今日終えられることは今日やってしまいたいという気持ちに
区切りをつけるようにしています。
やるべきこと・やりたいことはいつでもあり、退社時間が近づくとついつい、
これもやってしまいたい…と思ってドツボにはまりがちでした。
今はできる限り制限時間の中で終え、“明日に回せることは明日へ!”を意識しています。
♦未来の自分へのメモ
予定を前広に把握しておき、必要な時期に目につきやすい場所、
例えばカレンダーの対象月や対象日の目立つところに一言メモを書いておきます。
いざその時になると業務に追われて忘れかけていたことも、一言メモで記憶を呼び起こせます。
♦タスクの時間見積もり
一つ一つのタスクに対する時間を見積もることも試みていますが、
これはなかなか難しくうまくいきません…。
それでも、時間を見積もることで自分の作業ペースや
時間管理の改善点が見えてくることもあります。
このように意識して工夫していくことで、以前よりは無駄な残業を
減らすことができていると実感しています。
タイムマネジメントに対する意識や行動のクセを変えるのはとても大変ですが、
毎日の業務と心に少しでも余裕を持てるようにすることが、より良い
ワークライフバランスを目指すことにつながるのかなと思っています。
- 2024/07/17
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- 投稿者:アソシエイツ室 荒井